春の訪れとともに、 今年もみつばちが山から里へ降りてきてくれました。
蜜を集めてくれるのは野山に生息している野生の日本在来種“日本みつばち”です。近年生息数が少なくなったため、採れる蜜の量も少なくなり、全消費量の1%以下といわれています。
日本みつばちはとても神経質なため、一旦巣箱に入っても、何か生活するうえでの不都合があると一斉に飛び立って出て行ってしまいます。
そのため定着の確率は巣箱設置数の1割程度と言われています。
そのような日本みつばちですから、春になり数千匹のはちが巣箱に一斉に入ってくる瞬間に立ち会えたとき、また、日の出前から日が落ちるまで蜜を集めに通うみつばちの姿に感動と感謝を覚えます。